敏感・繊細過ぎて辛い・・・「HSP」な私が幸せになった方法
「HSP」とは
最近では、本などでも取り上げられるようになってきてだんたんと知られるようになってきた「HSP」
HSPとは、 アメリカのエレイン・N・アーロン氏が提唱した概念で、「Highly Sensitive Person」の略で「超敏感体質」みたいな意味です。人口の2割くらいは存在するそうです。
HSPは、刺激に対して敏感で、もの事に対して容易に驚き、短い時間にたくさんのことを成し遂げるよう要求されると混乱するという性質を持っています。また、感受性が強いので優れた芸術センスを持つ人も多いです。
私が、HSPについて知ったのはつい最近のことです。
敏感すぎて辛い・・・「kayの体験」
HSPについて知ったときに「あぁ・・・私の生きづらさの正体はこれだったんだ」
と目から鱗が落ちたようでした。
kayは小さいころから正体不明の「生きづらさ」にずっと悩まされてきたのです・・(´;ω;`)ウゥゥ
サイレンなど・・「音」に対して敏感。恐怖を覚える
小さいころはサイレンなどが鳴ると、怖くて怖くて仕方ありませんでした・・。
今でも大きい音がなるとびくっとしてしばらく動機がおさまりません・・・ちなみに今は一人暮らしのアパートにTVを置いていません。
理由は「音がうるさいから」です。
普通の人には何でもない音がHSPにとっては恐怖すら覚えるレベルです。
「共感力」が高すぎて疲れやすい。人ごみが嫌い
HSP特有の「共感力」の高さから、人に会うと相手の考えていることが自分の中にすーっと流れ込んでくるような感覚があります。
特にネガティブなオーラを持つ人の影響力はすさまじく・・・体調が悪い人・不機嫌な人が周りにいると、自分自身も頭痛がしたり、吐き気がしたり憂鬱な気持ちになります・・・
母がうつ病だったので、実家にいた時はよく負のオーラに悩まされていました・・・
だから、外出するとすごく疲れます(涙)色んな人のオーラを貰ってきてしまうような感じ。人ごみは特に疲れます(´;ω;`)ウゥゥ
感情が高ぶりやすい、気持ちの切り替えが苦手
すぐ感動したり興奮したりします。夜に長電話したり、興奮するテレビを見るとたいてい眠れません・・・気持ちの切り替えも苦手で、嫌な気持ちをずるずる引きずりがちです。
その他にもまだまだたくさんありますが・・・こういった気質の一つ一つが生きづらさの原因となっていたことに気づきます。
敏感な自分を受け入れて幸せになる3つの方法
以前は、「外出しただけで、とにかく疲れるし、人とかかわるのも苦手・・・こんな自分は何か病気があるか、障害でも持っているんじゃないんだろうか」と真剣に悩んでいましたが、
HSPを知って「私は他人より繊細なだけだったんだ。病気でも何でもない。人口の2割しかいない少数派なんだから、生きづらさを感じてきて当たり前なんだな」と長年抱えていた重しがすーっと取れるような感覚がありました(´;ω;`)ウッ…
今は「HSP」である自分のことを理解して、楽に生きれるようになってきた私。
そんな私が、敏感な自分を受け入れて幸せになる方法をまとめました!
まずはHSPの「自分」を知る
以前の私は自分がHSPだということを知らなかったので、
なぜこんなに疲れるのか?
苦しいのか?
理由が全く分かりませんでした。
まずは、どういう時に自分が苦しくなるのか、またどういう状況だったら楽なのか、「自分自身」について理解することが大切。
そのためにHSPについて書いてある本を読むことなどがおすすめ!
あとは「気分の日記」をつけるのもいいんだとか。
人と会った後→気分が悪くなったとか、どういう状況でどんな気分になったのか記録
していくと自分の傾向が解ってくるそうです。
苦手な状況を避ける・休息をしっかりとる
「自分がどういう時にストレスを受けるのか」それが解ったら、その状況をできるだけ避けれるような工夫をしていきます。
kayの場合は、今まで全く気付いていなかったのですが「運転」がすごくストレスなんだと気づきました💦
運転すると、事故をしないように色んなところにアンテナを張らないといけないし、クラクションなどの音、すれ違う車の色・・・たくさんの刺激が一気に飛び込んできます(汗)それがすごく神経をすり減らして疲れるんです・・・
そこで転職と共に自動車通勤→電車通勤に変えました。
あとは、実家に帰るときは一般道路を使うと渋滞するし、40分ぐらいかかって疲れるので、ちょっとお金はかかりますが、高速道路を使います。
kayの場合は高速のほうが「信号」を気にしないでいいので、割とストレスなく運転ができるのです。
あとは、友人と会ったりするのは楽しいのですが、同時に疲れることでもあります。
土日の休みのどちらかで出かけたら、もう一日は必ず家でゆっくり過ごすようにしています。
そうしないと気分が悪くなったり、疲れが翌週に残って仕事に支障が出ます・・・。
こういった工夫によって疲れやすさが激減し、「幸せだなー」とのんびりと思う時間も格段に増えていきました!
周囲に「HSP」の自分をわかってもらう
自身のことが理解出来たら「周囲」にも伝えていきましょう。
ただ、何かをお願いするときは実現可能な形でわかりやすく具体的に伝えることが大事。
親友に「最近知ったんだけど、私ってHSPっていう人一倍敏感に物事を感じやすい体質みたいなんだ。疲れやすいところがあるみたいだから、出かけるときはなるべく日中で夜遅くならない時間で遊びに行けると助かるな!」とか、
彼に「HSPっていう気質があるみたいで、すぐ感情が高ぶったりするんだ。だから、夜遅くにラインとか電話とかすると寝付けなくなっちゃうから、夜連絡するときは21時ぐらいまでだったら、すごく助かるし楽だな」
両親に「私最近本で読んだんだけど、HSPっていう気質みたいで、せかされると凄くストレスや不安を感じやすいみたい。だからわたしがパニックになったときは、『敏感だから落ち込むのは当然だよ!きっと大丈夫だよ』とか安心する言葉をかけてほしいな」
といった具合です。
「私HSPだから・・・」で終わってしまうと、
相手も「で?どうすればいいんだ(汗)」
となってしまうので、具体的にこうしてくれると嬉しい・助かるなどの行動を添えると良いです。
※このように具体的なコミュニケーションを行い、お互いの役割期待のずれを減らしていく方法は、精神科医「水島広子先生」の対人関係療法という考え方がベースになっています。もっと詳しく知りたい方はこちらの本がおすすめです。
まとめ「ありのままの私」を受け入れて楽に生きれるように
以前は「バイトもなかなか続かない、仕事の飲み会とか大嫌いで動悸がする・・・こんな自分はどこかおかしいんだろうか?(´;ω;`)ウゥゥ社会不適合者だ・・・」
と悩んでいましたが、
今では「敏感すぎるのも私の個性だな~('◇')ゞ」と捉えられるようになっていきました。
上記の敏感な自分を受け入れて幸せになる3つの方法
①まずはHSPの「自分」を知る
②苦手な状況を避ける・休息をしっかりとる
③周囲に「HSP」の自分をわかってもらう
のように、苦手な状況を避けるように工夫していった。
大事な人に支えてもらう様にお願いしてみた。
というのも大きかったと思います。
私のブログを「読みやすい・面白い」とか友人が言ってくれるのも、きっとHSPが故の感受性の強さからくるものだろうと思っています。
※小さいころから絵画とかも結構得意で小学生のころはコンクールで入選したこともある
今の時代はストレス社会で、ただでさえ生きづらい世の中・・・そんな中HSPさんは一層生きづらさと戦っているとおもいます💦
まずはそんな「大変な自分」を認めて、「よく頑張ったね」と労ってあげてください💛
当ブログでも「HSP」さんがもっともっと幸せに生きれる方法を研究して発信していけたらと、思っています!